おしいれ

4畳の押し入れから情報発信中

ニコンを選んだわけ

みなさまおはようございます。

今回は私がなぜカメラの相棒としてNikonを選んだのか

その理由と愛機であるNikon Z5の長所、短所触れていきたいと思います。

それではいってみましょう。

カメラを始めたきっかけ

これは最初の記事「自己紹介と略歴」にもある通り現職場でSNS担当になったのがきっかけ。

SNS映え」なんて言葉が世に普及し出した時にじゃあ映える写真撮りたい!

という勢いで何も考えずPENTAX K-30を格安で購入。

なんとなく投稿しているといいねいただくのでやっぱり嬉しくてのめり込んでしまう。

近くにカメラやってる知り合いもいなかったのでとりあえずネットサーフィン

もっと写真が上手くなりたい!もっといいねもらいたい!でYouTubeを見たのが最後

あの悪魔の言葉を知ってしまうんですね。

フルサイズの恐怖

ある時、YouTubeで「フルサイズ」という言葉を聞いてしまったのです。

センサーサイズ?ボケ量?ダイナミックレンジ?

よくわからない言葉だらけでした。

ただ「フルサイズ」を使えば写真がめっちゃボケるらしいと言うことなので

いろいろYouTube見漁っているとどうもSONYが優秀とのこと(ミラーレス機では)

自分が所有していたのはPENTAXなので順当に行けばK-1 Mkllに行き着くはずでした。

ネットで何気なく調べて値段に驚き…

に、20万余裕で超えてる、本体だけで…じゃ、じゃあレンズは… …30万?(大三元ね)

正気かと。頭おかしいのでは?と思いました。 あ、今は思ってません←

フルサイズの苦悩

もうフルサイズがいいって聞いたら気になって仕方ないですよね。

家にいるときも仕事中もトイレの合間もずーっとフルサイズ。

近くに家電量販店などない田舎なのでなかなか実機を触ることができず悶々とした日々を過ごしていました。

聞くところによるとカメラは今後ミラーレスへと注力していくらしいとのことだったので

じゃあやっぱSONYか。AF早いって聞くしレンズラインナップも豊富って聞くし。

実機触ることなくSONYへ気持ちが傾いていたときあるYouTuberが現れたんですね。

とても知的でエレガントな動画を作っていらっしゃる

www.youtube.com

「ふぁらお」さん

衝撃、こんなYouTuberはじめて見た。ってくらいの衝撃。

そのときはじめてNikonが選択肢にあがってきました。

もっと調べないとってことで各社調べました。

流石に中級、上級機は買えないのでエントリー機で…てなると

Canonから「EOS RP」

 

SONYは「α7ii」

 

そしてNikonは「Z5」でした。

 

レビュー動画も拝見したところお、なんかいいじゃん。ってことでヨドバシへ

感動の連続

なんとなく梅田のヨドバシへ行き、各社触っているとやっぱりフィーリング的に合う、合わない出てくるんですね。不思議なもんです。

PENTAXは筐体はかっこいい、メカメカしい、しかもOVFなんでファイダーめちゃ綺麗でもごつい、重すぎる。てことでNG

Canonはなんかこういまいちしっくりこなかったんですよ。操作系というかなんか…

直感でこれは違うわってなりました。

ってことで次はSONY

流石に7iiは置いてなかったので7iii触らせてもらったんですがやっぱAF速い。

初めて触ってまだ理解してなくてもバチっとピントが合う。

あ、やっぱスゲーわこれはSONYかな。って思いつつもNikon

Z5を握った時の感動。これはいい意味で違う。吸い付く。なんやこれ。ってなりました。

ファインダー覗いた時のクリアな描写。これEVFよね?って確認したくなるくらい。

即決でした。これ買います。って。

一緒に選んだレンズは「Z50mm F1.8S」

 

なんで単焦点にしたの?

というところなんですがいままでキットレンズしか使ったことがなかったので

基本に立ち返り50mmの単焦点

中古で買ったんですが約18万円くらい(SDカード含め)

それが今年の3月のことでした。

実践投入! Z5のいいとこ、悪いとこ

さてここからが本題 Nikon Z5のいいところと悪いところ紹介したいと思います。

良い点

フルサイズ機としては比較的安価である。

Z5の販売開始が2020年の8月で実勢価格が152,970円

RP2019年の3月で実勢価格が106,920円(フルサイズとしては破格だけど欠点も有)

7iiにいたってはなんと2014年の12月(2世代前なのでしかたないけど)

こちらは実勢価格91,800円(年式の割に値段は下がってない)

ただしこれはあくまでもエントリー機の話であって中級機、上級機になると30万円超えは当たり前の世界。

フラッグシップ機に至っては破格と言われるZ9ですら60万円オーバーである。

手頃な価格でフルサイズが楽しめるという点においてはこの3機種はおすすめ。

SDカード2枚挿し

やっとです。Nikonさん。先発機に当たるZ6、Z7は記録メディアがXQD1枚挿しだったんですね。

プロが使うとしてはあまりにも心もとなさすぎる。

万が一データ破損したらどうするのかと。

で待望のSDですが2枚挿しのZ5の登場というわけですよ。(プロユースじゃないけど)

ちなみにEOS RPはSDカード1枚挿しです。私としては心もとない…

アダプタかませばFマウント流用もできる

まあこれはCanonも共通ですがアダプタを介せば1眼レフ機のレンズ群が使えるってところです。

いままでの多数に及ぶFマウントのレンズ資産を運用できるわけです。

もちろん恩恵をそのまま受けることは難しいかもですがAF然り。

最初はFTZ (アダプタ)を介して比較的安価になってるFマウント運用もありなのでは?

と思ったりします。

大三元だけはZマウントの方がいいと思いますが。

操作系が優秀

これに関しては各メーカー色々変わってきますし、慣れの問題もあるかと思いますが

Nikonの操作系は本当に優秀です。

ほとんどが右手だけで完結する操作系。

絞り、SS、ISO、露出補正、ピント拡大全てがZになってから右手のみで完結します。

つまりファインダー覗きながら操作が可能ということです。

他メーカーを使い倒したわけではないので一概にNikonだけが優秀とは言えませんが。

グリップの深さ

これもよく言われるNikonの良いポイント

とにかく握り心地が良い。

私は手は大きい方ではありません。成人女性くらいですが握っててまず落ちないだろうって安心感がすごいんです。

中指、薬指2本だけで支えることができるくらいの重心配置、グリップの厚み。

Zレンズが使える

これがZ5のみならずZシリーズ使う上での最大のメリットです。

ミラーレス最後発ということもあり、マウント口径が大きくセンサー面とのフランジバックも極端に短いということもあり、光学性能的な面ではかなりアドバンテージがあると言えるのではないでしょうか。

メーカー的にもスチル特化でラインナップしてきているのでこと写真においては他社に引けを取ることはないと思います。

Z5実践投入初日あまりの描写のクリアさに感動しました。

いくつか作例を

丹波篠山市内のカフェ

カフェの中庭

どうですが?

これほとんど撮って出しのデータです。多少露出はいじってますが。

こんなの吐き出されたらどうレタッチしていいのかわからなくなりました。

それくらいZのレンズは描写性能に特化したレンズです。

確かに他社製と比べるとでかいし、重いけどその値打ちがあるレンズ群だと思っておます。

悪い点

暗所に弱い

比較的安価に導入できるZ5ですが大きな弱点として「暗所性能が悪い」が挙げられます。

画像処理エンジンは確かZ6と同じ「EXSPEED6」を搭載しているのですが肝心のセンサーが裏面照射型ではなく表面照射型です。

あまり私も詳しくはないので詳細は割愛させていただきますが室内の物撮り(日陰)でAFが迷います。合掌自体はピントが合えば外れることはそうそうないですが。

Z28mm F2.8で星空撮ってた時なんかモニターもファインダーもノイズまみれです。

Z6と比べるとファインダーが369万ドット→同じ 背面モニターが210万ドット→109万ドットと少しグレードが落ちています。

また表面照射型のセンサーが故の暗所性能の悪さも否めません。

私が田舎在住で明かりが少ないので余計にそう思うのかもしれません。

AF遅い(迷う)

やはりSONY等と比べると遅いです。特に一色の壁などスナップで撮る場合迷います。

しかしもともと速写性を求めるカメラではないので特段不満に思うことはありません。

迷ったらピントリング回して近いところまでピン持って来ればいいだけの話です。

レンズが高い

これはZ5だけの話ではないですが本当にレンズが高い。SONYであれば無印、G、GM

等さまざまなランク帯でレンズがありますがまだミラーレス参入して数年ですのでここは致し方ないところかと思います。

しかし先述の通り光学性能はピカイチなのでこの値段でも納得。というのが本音です。

それくらい自信と、技術とつぎ込んだレンズなんだと実感できます。

*超望遠系のレンズに関してはコスパめちゃくちゃいいです。863、445など驚愕するような値段で出してきてます。個人的には200-600が早く出てほしいところです。

サードパーティ製レンズが少ない

これも先述の通りミラーレス参入が遅かったのでTAMRONSIGMA等からまだレンズが出ていません。

一部中華メーカーが出してきていますね。VIRTROX,SAMYAMG等

個人的にはSAMYANGの14mmF2.8が気になります。というか多分ポチります。

 

最後に

ながながお付き合いいただきありがとうございます。

Z9が登場したおかげか息を吹き返したように見えるNikonですが、Canon,SONYがそれを見過ごすとも思えません。

早くZ9の技術を持った上級、中級機の発表が待ち遠しいです。

Z6iiiでたら買うかも…

ここからは私個人(風景、スナップ中心)がおすすめするZレンズ4本ご紹介します。

ズーム2本、単焦点2本です。

ズーム

Z24-120 F4S:言わずも知れた超便利ズーム120mmまでいけるのにF4通しです。

他社は24-105止まりのところこの15mmはかなり大きいと思います。

見た目も格好いい。

 

Z14-30 F4S:超広角から広角までカバーするレンズ。風景を撮る私が今一番ほしいレンズです。(本音は大三元の14-24がほしい)

単焦点

Z28mm F2.8:個人的に最強スナップレンズです。値段も安く、軽い。iPhoneと同じ画角ですがそれが故に見慣れている。使いやすいレンズだと思います。

安いレンズですが写りはかなりいいですよ。

 

Z85mm F1.8S:ポートレートレンズの印象が強い85mmですが、スナップで切り抜きたい瞬間にこれ一本出せると強いのかな。って思います。F値も1.8まで下がるので圧縮効果も使いつつボケが綺麗に出るのではないでしょうか。

以上私が個人的におすすめするレンズ4選でした。

正直24-120さえあれば大体解決しますが…人を撮るなら85mmはマストですね!

レンズ1本で夜の街スナップなら28mmいいと思います!

 

それではありがとうございました。

次はどんな記事にするか悩んでますが1週間に1記事くらいの頻度で更新かと思いますのでお楽しみに!